塾の先生といえば、子どもたちに国語や算数、数学、英語などの指導を行う人。
教えるという点で学校の先生に限りなく近い印象ですよね。
でも、聞いた話によると、とある塾の先生たちには裏の顔があるとか・・・
どういうこと?!気になる!!
ということで、裏の顔が見られるという現場へ極秘に潜入取材を行なってきました。
その現場は福山市民なら知っているであろうあの場所『リーデンローズ』。
塾の先生がリーデンローズで何をするの??
不思議に思いながら、建物内に足を踏み入れると、中にはすでに大勢の人、人、人。
ちょうど開場時間だったらしく、大ホールが開くと、待っていた人たちが会場へ続々と入っていきます。
私も急いでチケットを入手しました。
チケットには、
『福山楽友協会管弦楽団 第26回定期演奏会』の文字。
定期演奏会???
誤情報だったのかと心配になったものの、チケット記載の後援に塾名を発見しひと安心。
定期演奏会と、塾。
まさか。。。。。
管弦楽団によるロビー演奏
謎の像「Brahms?」(ちなみに、たまに動きます)
受付でもらったパンフレットの楽団員の中には先生たちの名前がちらほら。しかも指揮者は、塾創設者のお名前。
これは、やはり、そういうことらしいです。
会場はほぼ満員。大人から子どもまで見にきている様子。
もしかしたら、塾生の子たちもいるのかも。
席についてパンフレットを眺めていると、楽団の方々が入場。
楽器を持った方の中に、塾の先生たちを発見!!!!!
と思っている間に公演がスタート。
演目は
・J.シュトラウス II トリッチ・トラッチ・ポルカ
(福山バレエスタジオの子どもたちとの共演も)
・ブラームス ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83
・ブラームス 交響曲第4番ホ短調作品98
さらに、ゲストピアニストの村上裕亮さんによる「ノクターン」も。
演奏もさることながら、個人的に面白かったのが、
三つ折りパンフレットの中にある指揮者による曲解説。
見た感じの文字量、かなりあります。
文章多いと読むの大変だし読まなかったりするのに、
さすが東大卒の塾の先生が書いた文章。
とても読みやすい。というか楽しい。
曲を聴きながらパンフレットを読んでいると、
一粒で二度美味しい状態。
さわりだけ見せるとこんな感じ。
今はこういうシーンなんだな、こういうテンションで指揮してるんだなっていうのがわかるので、
知らない曲目でもとても楽しめました。
さらに、合間の休憩では、楽曲紹介のトークも。
話し口もわかりやすく、簡単に弾きながらの解説で、これまたわかりやすい。
ラストはアンコール曲「ポルカ 雷鳴と稲妻」で幕を閉じました。
(極秘潜入取材のため、演奏会中の写真はありません!)
帰る前に、アンケートに回答。
プレゼントクイズが一見難しいんだけど、選択回答式でかなり答えに誘導してくれているなという優しさを感じます(笑)
帰り際にはお菓子のお土産までいただいちゃいました。
勉強になるし、普段なかなか聴く機会のない管弦楽の生演奏。
子どもの情操教育にも良さそう。
塾の先生の裏の顔は、
楽団の一員として演奏をする意外な顔でした。
【管弦楽団員の塾の先生がいるのは】
無学泰山塾